ROM測定が上達するための7つのコツ

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整形外科疾患の理学療法では必ずといっていいほど測定するROM

すばやくROM測定を済ませられると他のことができる時間がグッと増え、効率的な理学療法ができます。

学生ならROM測定に自信がもてるだけで臨床実習の精神的負担がかなり軽くなるのではないでしょうか?

この記事はROM測定が上達する7つのコツを書いています。
力こぶをアピールしている人

自分オリジナルのランドマークを決めておく

ROMを測定するたびに結果が違う…
こんな経験はありませんか?

これはおそらく測定のたびにランドマークにしている部位がズレてしまっていることが原因です。

たとえば、股関節屈曲のROM測定では大転子がランドマークですが一回目の測定では大転子の上端を触れているのに関わらず二回目では中心を触れている場合があります。

これでは測定のたびに角度が異なるのは当然ですよね。

参考書には大転子としか記載されていません。
大転子の上端を基準にするのか、中心を基準にするのか自分オリジナルのランドマークを決めておきましょう。

効率的に測定できる順番を考えておく

よく言われることですが重要です。
患者さんはもちろん、自分の動く距離も最小限になる順番で測定しましょう。

たとえば、下肢のROMを測定する場合は
股関節屈曲・外旋・内旋→膝関節屈曲→足関節背屈・底屈→膝関節伸展→股関節外転・内転→股関節伸展
の順番で図ると効率的です。

測定前にROMを予想してゴニオメーターの角度を合わせておく

ほんとに予測で大丈夫です。

実際の角度が90°だとして、あらかじめゴニオメーターを60°に合わせておいて測るのと、0°から測るのでは手間がちがいます。
60°から30°だけ動かして90°にするのと、0°から90°にするのでは前者のほうが楽ですよね。

ゴニオメーターを当てる前に目視でROMを測る

実際に関節を最終域まで動かして、まずは目視でROMを図ります。
そして、ゴニオメーターで測って答え合わせをするのです。
これを繰り返して目視の精度をUpしましょう。

測定した角度に自信がないとゴニオメーターの角度を読み間違えがちです。

目視でおおよそのROMが分かるだけで測定結果に自信がついて角度の読み間違いがグッと減るはずです。

基本軸と移動軸を合わせたあと、再び基本軸を確認する

軸のズレはあるあるですね。
だいたい先に合わせた軸がズレるので再確認しましょう。

ゴニオメーターの中心軸は気にしない

基本軸と移動軸にくわえて、関節の中心にゴニオメーターの中心軸を合わせようとして四苦八苦している学生が意外といるのでは?
少なくとも僕はそうでした。

基本軸と移動軸さえあっていればゴニオメーターの中心軸が関節の中心からズレていても角度は変わりません

一度の検査ですべてのROMを測定することをあきらめる

個人的にはかなり重要です。

短い時間でたくさんのROM測定をしようとすると焦って正確に測定できなくなります

予想より時間がかかってしまったときはあきらめて次の機会にしましょう。

学生なら
「まだ測定したいところが残っているのですが、予想よりも時間がかかってしまいました。このまま測定させていただいても大丈夫でしょうか?」
とバイザーに尋ねてみましょう。

途中で投げ出したと思われて怒られるかもしれないと気か引けるかもしれませんが、冷静に時間管理ができるかということもバイザーはチェックしています。
こんなふうに尋ねるのはむしろ良いことなので大丈夫です。

バイザーがOKしてくれたらお言葉に甘えて落ち着いて測定させてもらいましょう。

まとめ

ROM測定が上達するための7つのコツでした。

個人的には

  • 自分オリジナルのランドマークを決めておく
  • ゴニオメーターを当てる前に目視でROMを測る
  • 一度の検査ですべてのROMを測定することをあきらめる

この3つの効果が特に高かったです。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは。イッコロといいます。 マイペースに勉強している運動器認定理学療法士です。 大阪府の病院で回復期の整形外科疾患と中枢神経疾患の理学療法を担当しています。